2008/04/15

4/15 河北新報夕刊コラムより

4月15日付河北抄より

 武装警官に銃を向けられる赤い僧服の一団、張り付けにされ迫害を受けるお坊さんの姿も。チベット自治区の姿を伝える絵が、部屋中に張ってあった。
 チベットで何が起きているのか。緊急報告会が仙台であった。聖火リレーの混乱の背景にあるものを考え、関心を高めようと、市民グループが開いた。
 現地報告に加えて、壁の絵が語る。チベット亡命政府があるインド北部のダラムサラに、ヒマラヤを越え中国領内から逃れてきた子どもたちの手による。難民学校で最近描かれたという。 実際に目にした出来事だけでないかもしれない。だとしても、子どもたちの心に刻まれた古里の風景が、こんなにも絶望的なものとはただ驚くばかりだ。
 ダライ・ラマを頂く亡命政府は、子どもの教育を最優先課題に掲げている。チベット仏教や文化を教え、若者を育てることが、理想の未来を築くことになると信じている。
 「あの祈りの国で、文化の灯が消えないよう願うだけ」と代表の渡辺崇さん(33)。集会後、公園にともしたろうそく40本。暴力を認めない誓いの灯が、静かにゆらめいた。

2008年04月15日火曜日

2 件のコメント:

Unknown さんのコメント...
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ももこ さんのコメント...

中国がまともだと思ってる者は頭がおかしい


中国の実態っ!!!
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これ見て寝れなくなったよ