2008/04/23

寄付金について(入金のお知らせ)

東京都豊島区 S様、千葉県松戸市 T.S様
東大阪市   Y.K様、東京都足立区 T.I様
大阪市郡島区M.K様、千葉県柏市  S.H様
横浜市西区  A.H様、東京都中野区 K様
埼玉県  T.T様、大阪府枚方市 T.I様
長崎県長崎市 M様、          T.M様
温かいご支援ありがとうございます。

寄付金について(入金のお知らせ)

東京都世田谷区 M.K様、宮城県登米市 K.S様
秋田市南秋田郡 H.T様、船橋市    K.K様
東京都武蔵野市 E.T様、岡山市    K.I様
東京都江戸川区 R.M様、小樽市    A.M様
さいたま市大宮区 Y様、京都府八幡市?H.T様
群馬県前橋市  M.I様、川崎市高津区 K.Y様
和光市     A.K様 

温かいご支援ありがとうございます。

寄付について(入金確認)・・・・会計担当からのお知らせ

温かいご支援いつもありがとうございます。
今回は長野の緊急応援キャンペーンを兼ねている為、ブログで寄付金(入金)のお知らせ致します。
(通常は行いません)
昨日までに確認出来ました寄付の方々です。
ありがとうございます。

東京都目黒区 K.S様 
東京都中野区 M様
横浜市港区   A.Y様
東京都小金井市 M様 
以上です。

4月21日 善光寺での追悼法要:「平和を願う僧侶の会」より

『善光寺での追悼法要について』


 善光寺での追悼法要の趣旨に賛同いたしまして、法要の実現にむけて協力させていただいている「平和を願う僧侶の会」から一言申し上げます。

世界中には、様々な人種、民族、国家、宗教が存在します。それらがお互いの差異を超えて慈しみ合い理解し合う平和な世界、多様なものが調和する世界こそが、私たち仏教徒の願う理想の世界です。そしてそれはオリンピック憲章の掲げた平等の理念と一致するものであると信じます。

しかし聖火リレーに先立って起こりましたチベットでの悲しい出来事は、私たちに、現実の厳しさを改めて思い知らせるものでした。ご承知のように、この動乱では、多くのチベット族の方々、そして漢族の方々が、尊い命を落とされたと伝えられております。 今、心を澄ませて、犠牲になったお一人お一人に思いを馳せれば、その誰もが、暖かな体温と、豊かな心を持った、幸せを願う一人の人間であったことに気がつきます。そして、立場の違いこそあれ、抗うことができない運命のめぐり合わせに人生を翻弄された犠牲者であるという事実があきらかになってまいります。

長野オリンピック開会式の平和の鐘から連なる様々なご縁を受けて、北京オリンピック聖火リレー開催日の朝に、善光寺本堂において、この事件で犠牲になられましたすべてのチベット族、漢族の皆さんの菩提を、可能な限りお名前をお読み上げして、お弔いしていただきます。私たちは、これにより、国や民族、宗教などの差異を超えた平和な世界の実現を訴えていきたいと願うものであります。        

もとより、私たちは、北京オリンピックの平和的実現、これを強く支持いたします。オリンピック憲章に示される平等の理想が世界に広がることは、私たちの切に望むところです。 
そして、世界平和を願う皆様方が、北京オリンピックの成功を通して、お互いを慈しみ合う世界の実現に寄与されることを願っています。 

願わくは、日本の、中国の、世界の心ある皆さんが、共に善光寺での法要にこころを寄せて、共に犠牲者の冥福を祈り、そして共に世界平和への思いを新たにしていただければ幸いでございます。 
  

合 掌

4月22日 産経新聞より

『善光寺でのチベット騒乱犠牲者追悼法要 僧侶有志らも協力』


 長野市の僧侶を中心とする「平和を願う僧侶の会」(若麻績敬史代表)は21日、市民団体「チベット問題を考える長野の会」などが26日に主催する善光寺でのチベット人犠牲者らの追悼法要に協力する意向を表明した。

 法要は「チベット問題を考える長野の会」と国際組織「スチューデンツ・フォー・ア・フリー・チベット(SFT)」日本支部の共催。「長野の会」などが今月13日に実施したチベット人犠牲者の追悼イベントに共感した僧侶7人も「平和を願う僧侶の会」を結成した。

 21日に県庁で記者会見した「平和を願う僧侶の会」の若麻績代表は、北京五輪聖火リレーの朝に善光寺本堂で追悼法要を行うことで「国や民族、宗教などの差異を超えた平和な世界の実現を訴えていきたい」と話した。

4月12日 読売新聞より

『チベットの現状知って』元難民男性が長野で訴え


長野市で26日に行われる北京五輪の聖火リレーの際に、コース近くでアピール活動を予定する団体代表の元チベット難民ツェリン・ドルジェさん(34)(名古屋市在住)が読売新聞の取材に応じた。
 「チベットの現状を日本の人に知ってもらい、チベットが平和になるように訴えたい」としながらも、活動は「日本の法に従って平和的に行う」と述べ、過激な行動はしないとした。

 団体は、国際組織「スチューデンツ・フォー・ア・フリー・チベット(SFT)」。ツェリンさんは、1月に日本支部代表に就任し、長野での聖火リレーにあわせた行動を考えていた。
 ツェリンさんは「声を上げなければ、中国は聖火リレー、五輪ともに『成功だ』と言うだろう。私たちはダライ・ラマと話し合ってほしいと中国政府にお願いしているだけ」と話す。
 
海外でリレー走者を妨害するなどの混乱が起きていることには、「感情的になって抗議する人の気持ちもわかる。だけど、私たちは平和的に訴える」と強調。日本には、「中国が話し合いに応じるよう働きかけてほしい」と要望した。

 ツェリンさんは、チベット難民が集まるインド北部のキャンプで生まれ、すぐに学校に預けられた。「親たちも生きるだけで精いっぱいだったから」という。インドで出会った日本人女性と結婚し、1999年に来日して日本籍を取った。

 SFT日本支部は、日本人学生が中心になって運営、最近は休眠状態になっていたが、5人ほどで活動を再開した。当日は、JR長野駅前とゴールで日本人支援者らと横断幕を掲げるなどする。日本には50~60人のチベット人がいるとされるが、「生活が苦しく、長野に何人集まれるか分からない」という。

 長野の聖火リレーを巡っては、ほかにも、20~26日に気功集団「法輪功」や反中国を掲げる組織など4団体が、集会やデモ行進などを計画している。

2008/04/15

4/15 河北新報夕刊コラムより

4月15日付河北抄より

 武装警官に銃を向けられる赤い僧服の一団、張り付けにされ迫害を受けるお坊さんの姿も。チベット自治区の姿を伝える絵が、部屋中に張ってあった。
 チベットで何が起きているのか。緊急報告会が仙台であった。聖火リレーの混乱の背景にあるものを考え、関心を高めようと、市民グループが開いた。
 現地報告に加えて、壁の絵が語る。チベット亡命政府があるインド北部のダラムサラに、ヒマラヤを越え中国領内から逃れてきた子どもたちの手による。難民学校で最近描かれたという。 実際に目にした出来事だけでないかもしれない。だとしても、子どもたちの心に刻まれた古里の風景が、こんなにも絶望的なものとはただ驚くばかりだ。
 ダライ・ラマを頂く亡命政府は、子どもの教育を最優先課題に掲げている。チベット仏教や文化を教え、若者を育てることが、理想の未来を築くことになると信じている。
 「あの祈りの国で、文化の灯が消えないよう願うだけ」と代表の渡辺崇さん(33)。集会後、公園にともしたろうそく40本。暴力を認めない誓いの灯が、静かにゆらめいた。

2008年04月15日火曜日

4/15 振替口座ができました

SFT日本のゆうちょ銀行振替口座ができました。
まだ事務手続き中ですが、今週中(20日まで)には使えるようになります。

ゆうちょ銀行振替口座 02260-6-70726
口座名義         SFT日本

ご寄付や販売物の振りこみ先になります。

2008/04/05

4/5 朝日新聞(東京本社発行)夕刊にツェリンさん

 今日の夕刊に出てる、と教えてもらいました。名古屋でも出てるのかな?
 (東京在住の方、買ったら1部ツェリンさんに分けてあげてほしいです)


「チベットに自由を」 在日亡命者ら、抗議の訴え
2008年04月05日18時59分
 チベットでの騒乱を機に、中国に人権問題の改善を求める国際世論が広がりつつある。日本からの訴えの中心にいるのが、国内に約60人いると言われる在日チベット人だ。雪と山と仏教の地から亡命してきた人々は、故郷に思いをはせ「チベットに自由と人権を」と声をあげている。
中国に抗議してデモ行進するツェリン・ドルジェさん(中央)ら=3月22日、東京・六本木、中田徹撮影
 名古屋市のツェリン・ドルジェさん。先月22日、支援グループのメンバーら1000人余りと、東京・六本木で中国への抗議デモをした。
 年齢を尋ねられれば34歳と答える。だが本当は、いつ生まれたのか正確に知らない。父は、中国のチベット進駐後、ゲリラとして戦った。逃避行の末、母とインドへ。ツェリンさんが生まれた。
 最も古い記憶は、首に下げた袋から漂うゆで卵のにおいだ。亡命政府がインドに作った「子供の村」にツェリンさんを10年にわたって預けることになった時、母が去り際にくれた。腐っても捨てられなかった。
 「子供の村」では、約500人の仲間と共同生活し、見たことのない祖国の文化を学んだ。朝晩1時間の祈り、チベットの踊り……。「亡命者」は英語で「REFGEE」と書く。「みんなの額にはRと刻まれている」と木の下の授業で先生は繰り返した。「私たちの国は、山の向こうにあるのよ」
 インド旅行に来ていた日本人と結婚。99年に来日し、鉄工所で働いた。「どこから来たの?」「チベット」「それどこさ?」。自分はチベット人だ――強く思った。
 数年前に「村」を再訪すると、子供が中国語を話していた。「このままでは自分たちの言葉が消えてしまう」と立ち上がることを決意。米国に本部があるチベット支援団体の日本支部代表に今年就いた。「中国人もチベット人も、赤い血が流れる人間同士。中国人を憎みはしない。ただ自分たちの文化、宗教を守りたいだけなのです」
■星空の記憶、難民支援に汗
 「チベットで起きていることは、(武力鎮圧があった)49年前から全く変わっていない」。チベット仏教の最高指導者ダライ・ラマ14世を、中国政府が「国家分裂主義者」と非難するのを聞き、埼玉県日高市の医師西蔵ツワンさん(55)はそう感じる。
 チベット第2の都市シガツェで生まれた。政府の役人だった父は、民衆蜂起を中国が武力鎮圧した59年、ダライ・ラマらとインドに亡命した。
 母とともに残された西蔵さんは「反ダライ・ラマ教育」を受け、父のことをずっと「国家分裂主義者」だと思っていた。3年後に父を追って亡命し、見方が変わった。
 難民キャンプにいた65年、13歳で日本に留学。将来のチベットを担う人材を育てる亡命政府の政策の一環だった。医学を志し、埼玉県の大学で学んだ。
 チベットにいたのは10歳ごろまで。夏に屋根の上で寝ながら見た満天の星空がわずかに残る故郷の記憶だ。むしろ日本からチベットや中国を見るうちに、チベット人意識が強くなった。
 日本国籍を取得する時、チベットを漢字で表す西蔵を姓にした。今もチベット難民の支援を続け、世界中に散らばるチベット人医師のまとめ役も務める。故郷に帰る日まで、海外で支援を続けるのが自分の役目だと考えている。「チベット人が固有の文化と伝統を守りながら自由に暮らせるように、中国政府も話し合いに応じてほしい」
 〈チベット問題〉 中国西南部にあるチベット自治区は人口277万人中、チベット族が9割以上を占める(05年)。かつて英国の影響下にあったが、49年の新中国成立後、51年に中国軍が中心都市ラサに進駐。59年には動乱を軍が鎮圧し、ダライ・ラマ14世がインドに脱出、ダラムサラに亡命政府をつくった。その後も自治区では抗議行動が発生し、89年には中国当局がラサで戒厳令を施行。今年3月中旬にラサでの僧侶らのデモ隊に死者が出たことを機に、デモは各地に広がり、北京五輪の聖火リレーへの抗議も起きている。
http://www.asahi.com/national/update/0405/TKY200804050114.html

2008/04/02

4/2 サイト更新:Spread the Word: No Torch in Tibet!

SFT本部からの呼び掛け「Spread the Word: No Torch in Tibet!(チベットに聖火は要らない!)」を訳していただき、ウェブにアップしました
http://www.sftj.org/contents/fromsft.htm

4/2 四川省での僧侶拘束「572人に」 NGO発表

asahi.comより。
四川省での僧侶拘束「572人に」 NGO発表
2008年04月02日01時44分
 【ニューデリー=小暮哲夫】インド北部ダラムサラの非政府組織(NGO)、チベット人権民主化センターは1日、中国治安当局による3月28、29両日の四川省アバ・チベット族チャン族自治州アバ県にある僧院の捜索で、最終的に「僧侶572人が拘束された」と発表した。
 センターによると、治安部隊は僧院の各部屋をくまなく捜索し、携帯電話やカメラ、パソコンなどを持つ僧侶を、亡命チベット人勢力と通信をしていると疑い、拘束した。拘束された中には、10歳の修行僧もいたという。
 治安部隊はまた、僧侶らにチベット仏教の最高指導者ダライ・ラマ14世の肖像画をまたぐように強制。祭壇内に置かれた宗教儀式で使う武器も、抗議行動で使われているとして押収したという。
 センターは「チベットの複数の情報源から得た信頼できるもの」としている。
http://www.asahi.com/international/update/0402/TKY200804010446.html
(2008年04月02日01時44分)